2009年07月08日

リーダーの資質:後継者の選択3つの基準

◆後継者の条件「人間性」「仕事力」「指導力」

GE元社長のジャックウェルチは、間違いなく21世紀後半の世界的に優れた経営者の一人でした。そのウェルチが自分の後継者を3人の副社長の中から選びましたが、その時の評価の基準が次の3項目でした。

 @人間性「性格」
 A仕事力「実績」
 B指導力「教育」「ヤル気」


@の「性格」は、その人が生まれ持った先天的な要素としての人間性(人柄)重視したものです。具体的には「明るさ」や「真面目さ」等です。性格は一般的に教育が困難です。しかし人間性に大きく左右するその人の「品性」や、基本的な考え方である「価値観」は後天的な教育で育まれます。

ここで大事なことはこの「明るさ」と「真面目さ」と「価値観」。
性格面の「明るさ」は人をまとめ、人を惹きつるための絶対条件です。また「真面目さ」は、人の上に立つ者の基本態度。部下は上を見て学び育つのです。何としてもよい手本でなければなりません。

3つ目の「価値観」ですが、もとより組織は価値観をベースにまとめるのが原則です。従って後継者が価値観の異なる人を選べば、今まで蓄積された組織文化や風土や基本政策が大混乱します。従ってジャックウェルチがこの「性格」を選択の第一条件としたのは人選の原則的なことです。

Aの「実績」について大事なことは「どのようにして高い実績をあげたか・・・」ということ。大局的な問題やテーマの発見力、科学的な仕事の仕方、プロセス面での創意工夫、またヤル気を鼓舞する優れた対人能力・・・、というマネジメントに関するスキルを観なければなりません。この優れた仕事の仕方や対人能力がBの「指導力」につながるのは言うまでもありません。

ところで上記の3項目の中に「すぐれた能力」という表現がないことは注目すべきことです。これは、いかに技術力や専門能力が優れていても「性格」がよくない者は選択してはならないと言うことです。組織のトップに最も必要なのは人柄や品性(徳性)という人間性(人間の本質)が第一条件であると言う事です。
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2009年07月06日

一語千金:「どれだけ人間が好きか」

■商いの基本「先ず相手を好きになる」

商いの心得で最も大切なことは『どれだけ人間が好きかと言うことです』と言ったのはイトーヨーカ堂の伊藤会長です。また次のエピソードは住宅業界のある優秀な成績のセールスマンのMさんと面談したときの話です。

 「貴方はどうしていつもトップの成績をとることができるのですか」
 「真剣に仕事はしますが特別なことはしていませんが・・・」
 「それ以外に何かいつも意識していることがあるりませんか」
 「そういえば一つあります。それは相手を好きになるよう努めていることです」
 「お客様を好きになるということですか」
 「そうです。これができたら営業は必ず成功しますよ」

「好き嫌い」は感情の代表選手です。相手に「好感」を感じたら成功し、「いやな相手」と思えば絶対にうまく行かないという答えでした。

「いくら言葉で美辞麗句を並べても、また素晴らしいカタログや技術資料を提出してもだめです。心の底に好意を感じることが出来ていなければ相手は敏感に感じています。従って私は何としても先ず相手に好感を持つよう努力しているのです」という教えでした。

好きになるための原則は「相手の長所が見えること」が前提です。この話をもう少しよく考えてみます。例えば、ある女性を好きになったとします。そうすると次にこの女性が「どうすれば自分に好意を持ってくれるのだろうか」、といろいろ考えます。そして相手に好意を持ってもらう方法として先ず相手を理解しようと努めます。

それは相手の趣味、考え方、価値観、嗜好、住まい、家族・・・といったことです。そして得た情報の中から、相手が特に興味を持っていることや抱いている不満や問題点を発見します。その中から「自分に何が出来るのか」をよく考え、できることを真剣かつ熱心に行い相手の関心を引く訳です。
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2009年07月01日

プロの仕事力:苦情処理力

■苦情は火災「初期消火に全力を」
  
人間は感情の動物です。その感情を大別すると「喜怒哀楽」という4つになります。このうち「怒」と「哀」はその原因が解決できないと人生を破滅に追い込むことになります。そうならない為に一時の感情を「理性の力」によって押さえる必要が絶対必要です。

例えば製品の苦情を顧客のひとりが電話してきたとします。この場合とても重要なことは「最初の対応」です。顧客を感情的にさせ無いためには最初の対応を間違わないことです。

商いの基本の一つに『苦情の顧客には第一報で必ず直接接触する』という教えがあります。この苦情に関する行動原則を理解しておれば、その苦情が感情問題に拡大することはありません。現在の仕事を直ちに中断しても、苦情を最優先することです。

最優先とは先ず相手に出会うこと。そして不満や苦情の内容を「相手が冷静な状態の時に聞くこと」です。当然こちらに非があればすぐ対処し、取扱い等で相手にも非があれば論理的な説明をする。しかし、初期の対応を誤ると話はもつれ大変なことになります。

例えば問題の「たらい回し」や「電話で問題を済まそう」とすれば、相手の逆鱗に触れます。もうこうなると火事と同じで、初期消火ではすみません。所属の最高責任者や幹部が出向いて頭を下げてもなかなか火は消えないのです。このことは苦情の一報を受けた人が誰であれ、最も能力が必要ということです。
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2009年06月29日

一語千金:「われ日に三たび吾が身を省みる」(吾日三省吾身)論語

◆自己成長の基本は自己反省力

自分の「精神力」や「能力(スキル)」を日々少しでも高めたい、と思うのは健全な成長を志す人の当たり前の願望です。しかし何事もそうですが願望するだけでは近づくことも実現もしません。

大切なことはこの目標や願望に向かって具体的に日々訓練することです。運動力をつける為に毎日走るというようなトレーニングが欠かせません。

では具体的に「能力や精神力」といった基礎的な力をつける訓練はどのようにすれば身につくのでしょうか。誰でも、すぐに今日からできる簡単な方法があります。その代表的な方法は今日1日をシッカリ自己反省する習慣(訓練)をつけること。

この「反省の仕方」をもう少し具体的な事例で述べます。

 「今日はどこに行ったか、そこで感動したことは何かあったか」
 「誰と出会ったか、出会った相手と話は弾んだか」
 「今日の目標は達成できたか、うまく行った理由はなんだろう」
 「話の中で嘘はつかなかったか、なぜ嘘をついたのだろう」
 「約束や時間は守れたか、守れなかったとすれば今後どうするか」
 「今日一日心は明るかったか、暗かったとすればその原因は何か」

以上のような「自問自答」を一日の終わりに、ケジメとして毎日行います。これは頭の中でも業務手帳や日記やメモでもいいのです。大切なことは次の3項目に一日の行動をまとめ記録に残すことです。

○月○日の行動と感想の記録(ドキュメント)
 
  1行目は「今日一日で辛かったことは何か」
  2行目は「今日一日でよかったことは何か」
  3行目は「今日一日で『反省』すべきことは何か」


ここで大切なことは一日を振り返り「辛かったこと悲しかったこと」と「よかったこと、うれしかったことを」の両面を少なくとも1件、必ず発見するという脳の訓練。

これは仕事やや人間関係で長所と短所を観察するという多面思考やプラス思考の訓練になります。また三行目の「反省すべきこと」はその行のみ転記して自分の行動指針にするよう工夫するのです。
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2009年06月24日

プロの判断力:問題処理の判断基準

◆問題は「重要性」と「緊急性」で判断する

組織で人を動かす立場の人は毎日が問題発生の連続です。顧客からの苦情、製品クレーム、納期の遅れ、部下の不祥事、取引先の倒産、工場で事故・・・。このようなトラブルや問題をなくす努力は日々真剣に行われています。

しかし、はじめに大切なことは発生した問題処置の判断を誤らないことです。この一つの方法が、発生した問題を「緊急性」と「重要性」の二項目を判断の基準に用いる方法。

簡単にこの二項目の使い方を説明します。先ず最初に「この問題は緊急か」ということを自問します。次に「この問題は重要か」という自問をするだけでいいのです。この結果、答えは下記の4通りに判れます。

 @緊急であり重要である
 A緊急であるが重要でない
 B緊急でないが重要である
 C緊急でなく重要でない

どのような問題も先ずこの4通りの答えに分類します。次にこの@〜Cのレベル(質)に応じて「誰にやらせるか」を選択するのです。そしてその担当者が正しくアクションを起こせば誤りを最も少なくできるのです。

@緊急であり重要である・・・
  ・この処置を誤ると組織の信用や存続に関る
  ・問題を分類した「本人が問題処理を行う」
  ・これは「責任者」のつとめである
 
A緊急であるが重要でない・・・
  ・「その道の専門家(業者を含む)」に頼む
  ・素早く問題を処理することが大事
  ・このため正しい問題処理のスキルをもっている者を選択する

B緊急でないが重要である・・・  
  ・部下の中から「後継者」の一人を選択する
  ・長い目や根本的な正しい判断をするか、部下教育の場

C緊急でなく重要でない・・・
  ・「新人」やキャリヤの浅い者に担当させる
  ・一般的な教育訓練の場、中間チェックとフォロー必要

 この分類方法は元米国大統領アイゼンハワーの判断基準と聞きます。
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2009年06月22日

一語千金:「脳は相対比較」2

◆「主体的な判断力」の基本条件

先週の続きです。
 「自分に判断の基準をもつ人はゆれない」
 「自分に正しい判断基準があれば他人の意見はすべて参考になる」
前者は司馬遼太郎氏、後者は松下幸之助氏のことばです。

両者が共に言いたいことは「主体的な判断は事前に正しい判断の基準を脳に備えていること・・・」という教え。ここで大切なことは自分らしい責任のとれる生き方の基本「主体的な自己判断」ということ。家族や他人の指示や意見による判断と行動ではありません。

ではどのような知識を学べば「主体的な判断力」が向上するのでしょうか。いろんな切口が考えられますが、私は「仕事の基本」と人間関係の原則」に関する基本知識に的を絞りました。

この二大項目は残念ながら学校や職場で「的を絞り体系的にその原理原則」を確実に教えてくれることは先ずありえません。また個人がその気になって学ぶにも、範囲が余りにも広く、とても短期で学べるようなものではありません。

このことに気がついた私は自分が「主体的な人生」を築くために、長期に渡り独学で得たノウハウ『先師先人に学ぶ原理原則』をこのブログで公開することにしたのです。参考までに今まで紹介した重要な判断基準の知識の一部を復習を兼ねてまとめてみましょう。

人間関係の基本知識

 □・思考の三原則(安岡)・・・「長期的」「根本的」「多面的)
 □・リーダーの修養「王道」(テニソン)・・・「自知」「自治」「自尊」
 □・人間関係の根本規範(孔孟)・・・「五倫五常」
 □・人物の見方(安岡)・・・「性格(人柄)」「習慣」「能力」
 □・会話や感動の原則・・・「真」「善」「美」

仕事の基本知識

 □・仕事力の二大要素・・・「正確さ」×「速さ」
 □・成果の3つの条件・・・「目標」×「ヤル気」×「スキル」
 □・仕事の進め方の原則・・・「PDCA」デミングサークル
 □・反省の仕方・・・よかった点、悪かった点(長所と短所)
 □・課題の評価と改善の目標・・・「QCDSM」と「4M」


このような原則を学べば、次に大切なのは日常生活や仕事で使いこなす練習です。繰り返し何度もトライすることで自分の身についてきます。
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2009年06月17日

プロの仕事力:苦情の実態「グッドマンの理論」

◆1件の苦情の影に25件が潜む

カーター政権時代に消費者問題に関して大規模な調査が行われました。それは製品やサービスに関する不満や苦情に関する顧客の心理調査とその分析です。

その結果『不満をもつ顧客の内、苦情を言う人は4%のみ、残りの96%の人はただ何も言わずに去っていく・・・』という結果が出ました。これが有名な『グッドマンの理論』という消費者問題の調査結果です。

「製品やサービスに関して、不満を持った100人の内4人がその会社や販売店に苦情を言う・・・」。この数字はクレームが1件発生すれば、そのうしろに「表面化していないが同類の潜在クレームが何と25件ある」ということです。

この潜在している25件を考えると「たかが1件の苦情に過ぎない」「まだ1件しかでていない」と言った安易な判断がいかに危険で誤ったものであるかが理解できます。

それともう一つ、とても大切な顧客対応に関する統計数字があります。それは『製品やサービスに満足したした人は平均5人にそれを話すが、製品やサービスに不満をもった人は平均9〜10人に話す』と言う数字。

恐ろしいことです。何と「悪い話はよい話の2倍の伝染力や影響力」を持つのです。これが「口コミ」の怖さであります。人の行いにしても「善事は伝わりにくく、悪事は千里を走る」のです。これは人間の邪悪な本質の一部でなくすことはできません。

上記二件の統計的数字から学ぶべきことは明確です。どのような職種であれ、たとえ1件の苦情でも絶対に見逃してはならないという原則。そして苦情は最優先で迅速かつ誠実に実行するということ。これが顧客満足や企業の信用そして業績向上につながる商いの原則の一つなのです。


       参考文献:顧客満足を超えるマーケティング
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2009年06月14日

一語千金:「脳は相対比較」

◆若い時の苦労は買うてもせよ

「この世に絶対比較など何一つありえない、あらゆるモノゴトは相対比較があるのみ・・・」ダライラマ14世の一行から。この『相対比較』という脳に関する真理は、結論から言えば「人生の幸、不幸を決める大原則」です。

私たちの日常生活は自分の身の回りで発生する「様々な出来事に対する思い」や、行動するための「判断や選択」の連続です。そしてこれらの結果が「喜び」「怒り」「哀しみ」「楽しさ」という『喜怒哀楽』の感情を生み出す原因になっています。

また、この日々の感情や行動の結果、「喜びや楽しさ」がより多く、いい記憶(思いで)となればとても幸せな人生が築けます。逆に「怒りや哀しみ」の感情で心が支配されることが多ければ、それは不幸な人生のはじまりです。

ところでAさんBさんの二人が、旅行や食事等で同じ行動を体験しながら、Aさんは「楽しかった」という感想、Bさんは「楽しくなかった」ということはよくあります。いったいこの違いはどこから来るのでしょうか。

それは自分の脳に事前に記憶された「情報の質の違い」に根本原因があります。「楽しかった」というAさんも「楽しくなかった」というBさんも、その判断基準は「前に体験した旅行や食事と比べて・・・」という話です。

この意味は事前に自分の脳にどのような知識、データー、体験を記憶させておくか、がとても重要ということ。「記憶された元データーで以後の幸、不幸が決まる」という単純な原則。これが理解できれば幸せになるための人生の歩み方が見えてきます。それは「はじめから余り楽をしない」ということ。

若い年代で贅沢な衣服や住まいや食事になれ、必死で働かずとも多額の収入がある・・・、という環境を脳にインプットしてしまえば、それ以降の人生は大変です。逆に若い時に、生活や人間関係や仕事で大変な苦労をするとそれ以降の人生は「あの時に比べると今は幸せ・・・」という比較が働きます。

***************************************
      
         明日の(15日)の代わりです

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2009年06月10日

プロの仕事術:すぐれた自己管理の技術

◆「管理とは改善である」

品質管理、人事管理、納期管理、健康管理、あるいは管理者・・・。このように「管理」に関する仕事上のことばは多くあります。そしてこの「管理」と言うことばは、一般的に『コントロール(制御や統制)』という冷たく強制的な力の支配をイメージします。

しかし本当はそうではありません私が最も強くイメージするのは『管理とは改善である』というドラッカーやデミングの教えです。では、この「改善」と言う考え方を、身近な自分の健康問題を取り上げて考えて見ます。

日々快適に生活するためには、病気やケガをしないことです。このために基礎体力の維持向上が大切なことは誰も理解していまが、私たちは自分の健康状態をどのように確認しているのでしょうか。

一番手軽で簡単な方法は体重や血圧を測定することでしょう。そして自分が目標としている数字より「増えた、減った」をチェックしています。そして自分が目標としている数字より悪化すれば対策をとります。対策(アクション)とは、運動量を増やしたり食事の量や時間帯を変えることです。この繰り返しが身近な個人の健康管理のやり方です。

上記の事例をプロの仕事術としての「基本的な問題解決の思考プロセス」として「管理は改善である」を説明します。

*「健康問題」に関するの管理と改善の思考プロセス

@「何といっても健康が一番大事だ・・・これが「問題意識の芽生え」
A「健康状態は体重や血圧で確認しよう・・・これを「管理項目」という
B「体重は70`前後、血圧は70〜135で」・・・これを「目標値」
C「毎日1万歩、朝食は必ずとる」・・・これが「実行項目」
D「今日の体重と血圧はどうなっている」・・・これが「中間チェック」
E「計画より多いなー運動を増やそう」・・・これが「改善へのアクション」


これが科学的な仕事の基本プロセスです。はじめに「問題意識」があり、次に大切なことは「管理項目」を決めること。その次は「管理の数字」を決める。管理者や管理項目は少ないほど効率的でコストが下がるのは言うまでもありません。このためには『自主管理』能力が不可欠です
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2009年06月08日

一語千金:易経の根本精神「不易・変易・簡易」

◆判断基準の大原則『不易・変易・簡易』

中国古典にリーダーシップを説いた代表的な思想書「易経」があります。その教えの中に一つがモノゴトの判断基準に関するとても大切な思想があります。それは『不易・変易・簡易』という3つの根本思想です。この意味を簡単に租借すれば次のようになります。

*『不易』とは

 ・時代が変わろうとも変えてはならないモノゴト「真理や原理原則」
 ・事業運営で言えば「経営理念や企業倫理」
 ・生活習慣で言えば道徳やマナーと言った「人間関係の礼儀」

*『変易』とは

 ・時代と共に変えるべきモノゴト、いわゆる「環境変化への対応」
 ・事業運営で言えば組織や製品や諸制度等の見直し「市場変化対応」
 ・生活習慣で言えば服装や食事内容や住まい方を変える、いわゆる「流行」

*『簡易』とは

 ・モノゴトの判断で迷えば「原点や単純化の方向」に舵をとること
 ・事業運営で言えば組織や諸制度はなるべく簡潔にし製品も複雑にしない
 ・生活習慣で言えば「衣食住はできるだけシンプルな習慣」を心掛ける

私達の日常行動の是非は「対象となるモノゴトをどのように評価選択したか」で決まります。その際、行動の元になる判断基準や思考や価値観は人によって様々です。

普通は「好き嫌い」という感情や「損得」という利害が行動の元になります。しかし上記の『不易・変易・簡易』という3つの根本思想を理解しておれば、問題ごとに自問することで迷いや長い目で見た時の誤りは大幅に減ります。

 「この問題は変えてはならない原理原則なのか」・・・不易
 「この問題は変えなければならないモノゴトか」・・・変易(流行)
 「この問題をシンプルな方向にリードしたか」・・・簡易



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2009年06月03日

プロの仕事術:真剣な一日の行動管理

◆運を決める要素「選択力」と「真剣さ」

人生の幸、不幸を決める最大の要因は、今日一日の行動を決める「選択力と評価判断力」です。選択が正しければその行動は良い結果を伴ない楽しく快適な感情をもたらしてくれます。

この意味は今日一日「誰と出会うか」「どこに出かけるか」「何を読むか」「いつでかけるか」「いつまでにするか」と言った、その時々の行動の選択そのものがとても大切だと言う話です。

身近な例で言えば友人や家族での外食・・・。素敵なレストランで期待した以上に美味しい料理を選択すれば心は喜び会話も当然ポジティブになります。しかしその逆もよくあることです。

このように一日を通じて自分の心がポジティブになるか、それともネガティブに犯されるか、これはひとえにその時々の行動の選択によります。その選択結果が幸、不幸を決める訳です。そして一日の積み重ねが「人生の総和」ということです。

そして遊びにせよ勉強であれ、何を選択したにせよ次に大切な行動の原則は、同じやるなら『真剣』や『本気』で行うという原則。人間の脳は『真剣』に行ったことのみ「大切な思い出」や「データー」として長期保存をするのです。またモノゴトを真剣かつテキパキと行えば、関係者に感動や感激、あるいは安心や信頼感を与えるのです。これは運命を変える要素の一つです。

ところで「プロの管理者」は仕事上の複雑な問題や課題で常に頭がフル回転しています。そのような状況の中でより正しい評価と選択を行い決断することが求められます。この場合「何を基準に判断すべきか」、この原則を次週『易経』の根本精神から学ぶことにします。
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2009年06月01日

一語千金:人生の指針第三弾『金のなる木』

◆金のたまる人、金のたまらぬ人

『おもろいてら全興寺』の人生訓資料の紹介シリーズ第三弾です。今回は『金のなる木』と称して、「金のたまる人、金のたまらぬ人」の10ヶ条を紹介します。先ず下記項目を参考に自己診断し「自分を知る」がとても大切なことなのです。

一国の独立も一家の平和や安定も個人の自主性や自分らしさの実現も、その大本は健全な精神的と経済力(お金)です。個人がお金の工面に困り自分の魂を売ったり、犯罪に及ぶ例は事欠きません。

明治時代、政府に仕えず自らが手本となって民間で活躍し、広く国民に独立自尊(自立)を訴えたのは有名な福澤諭吉。その教えは「日本が外国の植民地にならないためには、国民が先ず勉学に励み、生活の基盤である経済力(お金を稼ぐ)を身につけよ」というものです。

間違ってはいけないことは、福澤諭吉の教えも「お金を稼ぐことは最終目的ではなく自主独立のための手段」ということです。

*「金のたまる人10ヶ条」( )内は金のたまらぬ人

  □・感謝の生活をする人  (□・常に不平不満を言う人)
  □・収入以下で生活する人 (□・見栄をはり贅沢をする人)
  □・夫婦仲のよい人    (□・夫婦仲の悪い人)
  □・金や物を大事にする人 (□・物や金を粗末にする人)
  □・健康に心掛ける人   (□・悪友を持つ人)
  □・独立自尊心の強い人  (□・依頼心の強い人)
  □・仕事を趣味とする人  (□・道楽の多い人)
  □・一事につらぬく人   (□・三日坊主の人)
  □・常に節約する人    (□・常に浪費をする人)
  □・儲けをあてにせぬ人  (□・一攫千金の夢を見る人)


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2009年05月27日

プロの仕事術:仕事と基本的な三種の心構え

◆三種の勤労観「志」「義務」「工数」

仕事の質を大別すると、担当する仕事に対する基本的な心構えによって三種類に分類することができます。それは「志で行う」「義務で行う」「工数で行う」の三種です。この三種は同じ仕事をしていても仕事のやりがいや出来ばえ(品質や時間)、あるいは仕事への創意工夫などが全く異なった結果をもたらします。また仕事とストレスの関係も大きく差があります。

例えば長時間真面目に働いたとしても、最も疲れが少なくしかも充実した勤労観になるのは「志」による働き方です。仕事はすべて自らの意思と責任で自発的に行う…、という働き方が「志」の仕事術。言うまでもなくプロの仕事術はそのほとんどがこの「志」による働き方が原点です。

自発的な勤労観のすごさは自営業や脱サラで起業した人々の「疲れを知らないほどの猛烈な働き…」といえる働きぶりです。時間を忘れて働くその動機は単に生活のためやお金儲けが最優先の目標ではありません。「社会が必要とする仕事を自分の意思で自己管理し成果を上げ貢献する」、という大いなる「志」が原点にあるのです。

仕事の原点であるこの三種の勤労観「志」「義務」「工数」の違いを簡単に整理します。

「志で行う」 ・・・『自分らしさの発見』
  ・仕事は自分の意思(自己選択、自己責任)でおこなう働き方
  ・選択した仕事が好きで趣味に近い仕事の幅は自己完結(はじめから終りまで
  ・高い生きがい、働き甲斐があり多少のことで疲れを感じない
「義務で行う」・・・
  ・向き不向きの前に高い責任感で与えられた職務と仕事に最善をつくす
  ・職種や職場は選択できないが仕事のテーマや方法の選択にある程度の自由度がある
  ・仕事を改善し、よい成果と高い評価を得る事でモチベーションが向上する
「工数で行う」・・・
  ・規定の時間(日数)所定の作業を真面目に行う
  ・担当作業の方法や仕事の手順までもがマニュアルで決められている
  ・仕事対する責任は軽いが仕事の自由度は少なくストレスのはけ口が必要

長い人生です仕事とストレスどう上手に付き合うか。これも自分の人生の幸、不幸を決める選択肢の一つ。仕事に責任をもちたくない人は「工数観」で。報酬並、またはそれ以上の仕事の成果は出す…という責任ある生き方は『義務観』。仕事を通じて「自分の能力開発や夢」あるいは「生きがいを最優先にする」、という生き方は「志」で。
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2009年05月25日

一語千金:人生の指針第二弾『ボケ予防』

◆『ボケないための10ヶ条』

5月11日に大阪市平野区の『おもろいてら全興寺』から入手した資料の一部を紹介しました。今回はこの資料からの第二弾『ボケないための10ヶ条』を紹介し3項目のみ補足します。

この内容は高齢者に多い痴呆性の『ボケ防止』と言うより、成人の『脳の健康を維持する生活習慣10ヶ条』といった方が相応しい内容です。ここでも日常の正しい生活習慣がいかに大切であるかを示唆しています。

*『ボケないための10ヶ条』

@「気を若く、いろいろなことに関心を持つ」

良好な人間関係の基本の一つが「相手に高い関心を持つ」と言う習慣や心構え。関心を持つには何と言っても観察力が決め手です。身近に友人や家族について昨日との変化点を観察で発見しましょう。例えば服装や髪型や表情の変化を、そして上手にホメルように訓練しましょう。

Aいつも細やかな気配り

最も身近にできる気配りはコミニケーションです。その原則は必ず「相手を鼓舞する言葉を選択する」という習慣です。元気を奪うような言葉を使ってはなりません。これはリーダーシップに最も必要な能力の一つ。

Bできるだけ趣味を持つ

 仕事や勉強といったことが趣味になれば最良の人生となるでしょう。しかし現実は大小の苦痛やストレスをともなう時間帯が多くあります。このような時、思考脳を更に活発にするには「頭の使い方を切替える」必要があります。一時、仕事を忘れ趣味に没頭することで、再びヤル気が出てきます。休日は明日の英気を養うためにあるのです。

Cよく運動する…歩いたりこまめに身体を動かす『楽を選択しない』
D塩分を取り過ぎない
E動物性脂肪を取り過ぎない
F血圧のコントロールに気をつける
G深酒をしない、タバコは吸わない
H定期検診をうける…病気は早期発見、早期治療が一番大事
I筆まめ…日記や手紙を書く習慣を
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2009年05月20日

プロの仕事術:主体性と潜在能力

◆主体性の二大効果「潜在能力」と「脱ストレス」

日常生活のよい習慣は第二の天性です。R・コヴィーの書『7つの習慣』には、これが7項目示されています。自分の才能を開花させ健康でハッピーな人生を送るためのキーワードは次の7項目です

  □「主体性を発揮する」:仕事の基本姿勢
  □「何事も目標を待ってはじめる」:仕事の基本姿勢
  □「重要事項を優先する」:仕事の基本姿勢
  □「Win Winを考える」:人間関係とチーム
  □「理解してから理解される」:人間関係とチーム
  □「相乗効果を発揮する」:人間関係とチーム
  □「刃を研ぐ」:自己研鑽

今回はこの中から1番目の「主体性を発揮する」という項目に注目します。よい仕事術の基本条件は何と言っても『主体的』な仕事の捉え方にあります。この「主体性」と同じ意味を持つ言葉として「自主性」や「自己管理」と言う言葉もよく使います。

この『主体性』が、なぜプロとしての仕事に不可欠な心構えなのでしょうか。それは他からの働きかけ(指示や命)に従って行動するという『受動的』な仕事の仕方に比べ、はるかによい成果を生むからです。

『主体性』がよい成果を生む理由は多くありますが最大の理由は「潜在意識が働く」事と「ストレスにならない」からです。

*潜在意識のすごさ

潜在意識(自覚されないまま潜んでいる意識)は直感と同じくらい重要です。経験が同じ程度であるならば、創造力や問題解決能力の優劣はこの潜在意識がどの程度働くかで決まります。潜在意識は一説によれば顕在意識(勉学等で自覚した意識)の3万倍以上のエネルギーであるとも言われています。しかし厄介なことに、この潜在能力が働く絶対条件が『主体的』であることなのです。

*主体性はストレスにならない

『主体的』な仕事の取組の基本条件は自分でテーマや仕事を選ぶことです。しかし指示されたテーマや課題でも「これは自分の仕事」と前向きに解釈できれば「主体的」に変わります。主体的な仕事の姿勢は疲れがストレスになりません。ストレスにならない仕事は、長時間頑張っても疲れが少なく、忍耐力も向上します。長時間頑張れば当然仕事の成果も出ます。又、いくら仕事をしても心の病気にもかかりません。趣味の世界は正にこのような状態です。
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2009年05月18日

一語千金:コミュニケーション『リポートトークとラポートトーク』

◆話題は「話し手中心か」「聞き手中心か」

読書の一行や人と対談、映画やテレビの一場面で、人生に関するの生き方や考え方で「ハッ」、とする言葉が発見できます。小生はこのような言葉を『一語千金』という呼び方で集め編集しています。

今回も最近の文献から「リポートトークとラポートトーク」と言う素晴らしい言葉を新しく発見しました。この言葉はコミュニケションの目的に関する基本的な考え方を示唆する正しく一語千金に値する言葉でした。今回はこの素晴らしいことばの意味を要約して読者の皆さんにお届けします。

コミュニケーションの目的は何でしょうか。それを大別するには、話の内容が「話し手中心か」、それとも「聞き手中心か」に大きく分ける事ができます。そして「話し手中心の会話」をリポートトークと呼び、後者の「聞き手中心の会話を」ラポートトークと呼びます。

■「リポートトーク」

リポートトークは「話し手が自分の思いや情報を伝えることを目的にした会話」です。聞き手のことは余り重点を置いていませんが内容が大切です。それは「事実」「真実」「ホンネ」と言った情報を「正しく要約し早く伝える」と言うことに価値が置かれます。ビジネスにおける会話の殆どがこのリポートトークに該当します。

■「ラポートトーク」

自分のことは最小限にし「聞き手を中心にする会話」です。この会話は『相手をもっと理解し関係を深めたい…』と言う思いが会話の目的です。従って相互に相手の心情や関心ごとが話題の中心となり、会話の質(情報価値)を問うものではありません。

大切なことは「聞き手に話させる」ということです。このためには何といっても話し手は「聞き上手」「質問上手」でなくてはなりません。夫婦間や友人等の会話の多くがこのラポートトークに相当します。

また『リポートトーク』の質(事実やホンネ)を高めるには、その前にこの『ラポートトーク能力』で信頼関係を高めなければ上手くいきません。このためには『聞き上手』という能力開発が不可欠なのです。

        参考文献:オバマの言語感覚
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2009年05月13日

プロの仕事術:リーダー4つの資質

◆「誠実性」「先見性」「有能さ」「鼓舞する」

リーダーシップの研究家であるクーゼスとポズナーは定期的に世界規模で、様々な組織を対象に、実に75000人以上からリーダーシップに関する調査を行っている。地域は北米、南米、アジア、アフリカ、ヨーロッパそしてオーストラリアにまで渡る。

その調査項目のひとつに「この人なら喜んでついていきたいと思わせるリーダーの資質を7つ挙げて下さい」という質問がある。その結果は極めて興味深い発見となった。

それはどの地域、どのような組織でも、また時代が変わっても(1987、1995、2002)常に同じ4つの資質であった・・・。つまりリーダーの持つべき資質として普遍的なベスト4とは『誠実性・先見性・有能さ・鼓舞する』である・・・。

  (上記の文は、文献「オバマの言語感覚」:東 照二著から)

この4つの「リーダーの持つべき資質」について筆者なりに少し補足説明しておきます。

『誠実性』・・・最も大切な心構えは『誠』

 嘘をつかない、真実や事実を語る…。これを日々の行動指針として確実に実行することが「誠実」です。

『先見性』・・・ 先を見通す力

 環境にあった的確なビジョンや方針や目標を示す能力のことです。方針や目標が出せても、それが組織や個人の成長や成果につながるかどうかはこの先見性で決まります。

『有能さ』・・・的確な状況の判断力

 人生は選択の連続です。身近には今日は何を食べるか、誰とどこに行くか…等。このようにモノゴトの行動を決める的確な判断力(知性)が「有能さ」です。

『鼓舞する』・・・鼓舞とは「ヤル気にさせる」こと

 このヤル気も二種あります。一つは自分自身。もう一つは仲間や部下や家族。先ず大切なことは自分自身のヤル気をどのように高めるかということ。たとえばヤル気を高めるためにネガティブな言葉や情報をカットするという自制力も大事。
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2009年05月11日

一語千金:人生の指針『心の糧』

◆こころの糧7ヶ条

大阪市平野区に「おもろいてら全興寺」があります。ガイド資料によれば、このお寺は聖徳太子がこの地に薬師如来の像を安置したのが草原であると記されています。

先月、数人の勉強仲間とこのお寺を見学しました。その時、このお寺で「人生と生き方」に関するとてもよい「金言集」の資料を複数見つけ頂いてきました。それぞれの資料には次のようなタイトルがついていました。

 ◆・「金のなる木」:金のたまる人、金のたまらない人
 ◆・「極楽、地獄の岐れ路」:幸福への近道、不幸を自分で造る人
 ◆・「理想の夫、理想の妻」
 ◆・「ボケないための10ヶ条」
 ◆・「大将の心得十ヶ条」
 ◆・「心の糧7ヶ条」


これらの資料の内容(箇条書き)は、現在の自分の思考や行動について自己診断するのに最適です。そして今後の行動指針を再確認するのに使えます。今回はこの中から「心の糧7ヶ条」について紹介します。

◆「心の糧7ヶ条」

 □・この世の中で一番楽しく立派なことは生涯を貫く仕事をもつこと
 □・この世の中で一番さみしいことは自分のする仕事のないことである
 □・この世の中で一番尊いことは人の為に奉仕して決して恩に着せないこと
 □・この世の中で一番醜いことは他人の生活をうらやむことである
 □・この世の中で一番みじめなことは教養のないことである
 □・この世の中で一番恥であり悲しいことは嘘をつくことである
 □・この世の中で一番素晴らしいことは常に感謝の念を忘れず報恩の道を歩むこと


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  このブログ『人生ノート・羅針盤』も『心の糧』の一つです

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2009年04月29日

プロの仕事術:課題やテーマの絞り方

◆「QCD」による優先順位のつけ方

普通の仕事は、はじめに解決すべき問題点やテーマがあり、そのテーマを定められた条件で解決していくものです。この場合、テーマは上司から与えられるか、自らが自己申告で決めます。解決すべきテーマを設定する段階で一番大切なことは『テーマの価値』が高いことです。

一般的に仕事で解決すべきテーマは多くあります。この中から成果を最大にする問題やテーマを、正しく客観的に評価をしなければ仕事の効率は向上しません。この優先順位の決め方こそプロの仕事の基本的なマネジメント能力です。

解決すべき問題(モノゴト)を多く発見する能力はとても大切です。しかし『問題は解決されるために出される』という大原則を理解しておかねば多すぎる問題はヤル気は低下します。これも優先順位のつけ方さえ知っていれば問題となりません。

今回は優先順位をつけ方に仕事の基本的な知識「QCD」を使ってみましょう。「QCD」は今まで数回述べましたが「仕事(モノゴト)の基本的な価値判断」を行うキーワードです。 この「QCD」をテーマや課題の評価や問題発見に使いこなすことで驚くほど強い仕事力を身につけることができます。

@「Q」(クオリティー):テーマの価値「品質面の評価」

 「このテーマを実行することでモノやサービスの品質や性能の向上が期待できるだろうか」

A「C」:テーマの価値「コスト面の評価」

 「このテーマを実行することでモノやサービスの原価が低下するだろうか」

B「D」(デリバリー):テーマの価値「工期や納期短縮の価値」

 「このテーマを実行することでモノやサービスの納期や時間が短縮しスピードが向上するだろうか」




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   来週一週間はお休みにします。次回は5月11日からです
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2009年04月27日

一語千金:卓越したコミュニケーション能力「話術」

◆卓越した話術の三要素『真・善・美』

卓越したコミュニケーション能力(会話力や話術)とは、聞く人に感動や感激を与え、相手の心を動かし元気を与えます。この卓越した話術は、どのような話し方や内容であれば、相手に感動を与え元気をつけることが出来るのでしょうか。

その答えは戦前から戦後に渡り、漫談や俳優、さらにラジオやテレビで名司会として大活躍した徳川夢声がいます。この人は話芸や話術の超達人と呼ばれたました。

徳川夢声の話には必ず聞き手を惹きつける魅力的な内容と元気を与えるエネルギーがありました。当然多くの国民がファンになりました。
そのプロが語る卓越した会話力にも大切な共通要素がありました。

それは『知・情・意』という3つのキーワードで構成されています。この『知・情・意』の要素を含んだ話題に的を絞り話を展開する、としています。その大切なポイントを要約は

 『知』・・・「何が正しいか見分ける英知」を伝え理解してもらうこと

 『情』・・・人生の出来事から「愛、感謝、思いやり、感動、感激の物語を伝える

 『意』・・・話を聞いた人が「善を行う勇気と意志の力を鼓舞」させる内容である

 
素晴らしく単純で理解しやすいまとめ方に関心します。筆者の理解では会話の要点は次のようになります

 『知』・・・話題は常に善悪の判断力を養うための教訓を含んでいる
 『情』・・・感情を伝えるには自らが感動や感激した体験談が中心であること
 『意』・・・「私もやってみたい」と行動力を促すエネルギーを与える話
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